今回は資格試験や大事な試験の当日にやっておくべきことを書いていきたいと思います。
試験当日の良くある光景・・・・・
試験当日・・・
とても緊張している。
朝が早い。
不慣れな会場までの道のり。道に迷う。
こういう時に限って電車が遅延している。
会場近くのコンビニの棚がカラ。
会場についてもトイレが激混み。
机がガタガタする。
隣の人が動くたびに机とイスが揺れる。
周りの人は参考書を広げて、なにやら一所懸命に直前チェックらしきことをやっている。
しかも、難しい参考書だ。自分はそんなのやってない。
・・・・・・・
こんなことアルアルですね。
そんな中では実力を十二分に発揮するのは、はっきり言って、よほど強い精神力がないと難しいと思います。
周りに乱されずに、目の前の問題用紙と1対1で向き合いたい。誰もがそう思います。
試験前
以下、試験開始までのルーティーンです。
- 昼食は地元のコンビニで買っていく
- 後述する間食もあせて買っておく
- 試験前は30分前にはどんなに遅くとも到着する
- 到着後すぐにトイレに行き、出なくても大をしておく
- 参考書は開始15分前には閉じる
- シャープペンシルの芯の残存を確認する
- 目薬を差す(場合によっては、鼻をかむ)
- 呼吸を整えるとともに、目をつぶり瞑想する(後述)
- 問題用紙が来たら表書きを確認し、裏をめくり何か書いてないかについても確認する
- 解答用紙が来たら受験番号と名前の位置を確認し、裏をめくりちらっとどういう感じか見ておく
以上の10点をアレンジなどして自分なりに工夫してみてください。
瞑想の重要性
マインドフルネス法
ちなみに、瞑想(目をつぶって呼吸に意識をおくこと)はとても重要です。
名前だけ見ると怪しすぎますが、決して怪しいもんじゃありません(笑)
まずは落ち着いて、そして集中力を高めて試験に臨むことです。
そのために瞑想は最適です。
ちょっと前に少しはやっていたマインドフルネス法をやってみるのも良いかもしれません。
下記の本が参考になりますよ。
スピリチュアルとか胡散臭い何かではなく、サイエンスに基づいた知見を基にしているので、信用はできると思いますよ。物語仕立てになっているので賛否はあるかと思いますが…
Googleをはじめとするグローバル企業ですら、すでに多くを取り入れているとのことで、わが国でも禅になじみがあることから、日本人には比較的受け入れやすいのかな、なんて思います。
ちなみにこの本の著者は、米国の超名門エール大学を卒業後、カリフォルニア州で医師として活動しているようですので、間違いはないかなと思います。
スナイパーの呼吸法
また、「スナイパーの呼吸法」というものがあります。
軍隊や警察のスナイパーは、引き金を引くという一瞬の動作のために何時間も同じ体勢をとり、極限の緊張状態で最高度の集中力を発揮しなければなりません。そのための呼吸法です。
そのやり方はいたってシンプルで驚きました。
という具合です。ちゃんと鼻から吸うというのを意識する必要があります。
詳しくは下記の本を参照してください。
ペンタゴン(米国防総省)の超エリートたちが、Body、Mind、Spiritをどのように実際に活用しているかということが書かれていて、大変面白いですよ。
ちなみに、アメリカでは、名門大学を卒業することがステータスの最高峰ではありません(もちろんこれが最高峰という見方もあります)。
陸軍士官学校(通称:ウェストポイント)、海軍兵学校(通称:アナポリス)、空軍士官学校(通称:なし)といった、日本でいえば防衛大学校?に入る若者たちは、当然のことながら、名門大学に入学する学力と議員・現役将校の推薦を受ける社会貢献度、そして士官候補としての国家の名誉を守る気力と常人離れした体力がなければなりません。卒業生の多くは博士号も取得したりもします。
自ずと屈強な体力を持つ知的エリートが輩出されるわけです。
話はそれましたが、やはり、こういったメンタルトレーニングはアメリカが先端を行っていますね。科学研究に莫大な金を投入していますしね。
いずれにしても瞑想はオススメですということ。
昼食
昼食を食べると眠くなるから程々にしよう、という人をよく見かけます。
確かに消化にエネルギーをかけるため消化器系に血液が集中するために脳の活性が落ちる…というのは確かに理論的ではあります。
しかしながら、私はむしろしっかり昼食をとることをオススメします。
というか、資格試験とかは午後も長丁場なのでお腹減りますよ。
私見ですが、お腹が減っている(または、お腹がいっぱいだという)ことを自覚しているのは、すでに集中力が低下している証拠で、試験に深く集中して無我夢中だとお腹が減るということすら気が付きませんよ。
裏を返せば、お腹がすいたと感じたら、黄色信号です!要注意!
間食の重要性
私は間食も重視しています。
ごくわずかな試験休憩中にはできる限り、間食をするよう心がけています。
もちろん、糖質補給と気分を落ち着けることが目的です。
私のオススメは・・・
- チョコレート(甘すぎないもの)
- アーモンド
の2つです。
私はこれにさらにキシリトールガムとミンティアを追加しています。
チョコレート
チョコレートは適度な糖分補給とリラックス効果を狙ってです。
明治のホームページにもいろいろ良いことが書いてありますので、参考にしてみてください。
まぁ、チョコレート屋さんだから、悪いことは書かれていませんけどね(笑)
一方で、高カカオ商品については、なかなか面白い報告も独立行政法人国民生活センターから報告されています。少し抜粋します。
- 高カカオチョコレートは普通のチョコレートより脂質量が多い。間食として食べることが多い食品であり摂り過ぎには注意が必要。
- 高カカオチョコレートは嗜好品として楽しむ分には問題ないが、テオブロミンやカフェイン等の生理作用のある物質も多く含まれるため、これらの成分に敏感な人やテオフィリン等の医薬品を使用している人は摂取に注意が必要。
テオブロミンやカフェインは、気管支拡張、利尿、興奮等の生理作用があるとされていますので、人によっては注意が必要そうですね。
アーモンド
また、アーモンドはエネルギー補給とリラックス効果を狙ってです。
間食し終えたら
いずれしても、いかにリラックスして普段通りの平常心で試験開始を迎えるか、ここに尽きるからこのような選択をしています。
これらを食し終えたらお茶などで口内を流し、キシリトールガムとミンティアでスッキリさせましょう。
これって結構大事で口の中が気になるとかえって逆効果になります。
スッキリした状態でも望みたいものです。
今回紹介した方法は一例です。
自分なりの型を作り、当日平常心で迎えられれば良いのです。
この自分ルーティンを作っておくことこそが本当の直前対策のような気がします。
それでは、これから試験を受ける方たち、平常心で頑張ってください。
コメント