妊娠中はいろいろな制約のもとケアしなけりゃならないことが山ほどあります。
夫としてもそういったことに気を使いたいところです。
それは、きっと円満なマタニティ生活の潤滑油になるでしょう。おそらく。
妻の妊娠中に気を使ったこと
私も妻の妊娠中には様々なことに気を使いました。精神面のみならず身体面については特に気を使った記憶があります。
具体的には我が家では以下のようなことです。
食事
食事については、いわずもがな。生きるための基本ですよね。
そして、赤ちゃんにも最も重要なところ。赤ちゃんは胎盤を通じて母親の血液から栄養をもらっています。その血液は母親が摂取した食事が胃や小腸等内臓から栄養が吸収され、血液で全身をめぐります。
そう考えると自分は大丈夫でも赤ちゃんに影響すると思うとちょっと気になります。まあ、胎盤を通じているので十分な制御が効いているわけですが。やっぱり最も気を使うべきところですね。
感染症(風邪)
こちらも気を付けなければならない、しかも誰でもなりうる現象は感染症(風邪)です。肝炎ウィルスとか色々ありますが、私が一番怖いな~と思うのは風疹です。
妊娠初期では、赤ちゃんへの影響として、難聴、白内障、心臓構造異常などが起こりやすいとされています。これら障害が発生した場合、先天性風疹症候群として診断されるとされています。
でも、妊娠20週目以降ではほとんど影響がないようです(東北大学「風疹が妊婦に与える影響について」より)。
先天性風疹症候群の頻度は妊娠週数が早いほど高く、妊娠4~6週では100%、7~12週では80%、13~16週では45から50%、17~20週では6%、20週以降では0%という報告があります。ただし不顕性感染でも、先天性風疹症候群は発生しますので注意が必要です。
一方で、不顕性感染(細菌やウイルスに感染していながら、症状を示さない状態)でも先天性風疹症候群は発生するようですので、注意は必要そうですね。
私たちは、妊娠中を通して感染症(風邪)には十分気を使っていました。
原則は、
ということでしょう。
これでだいぶ予防できます。
飲酒・副流煙
飲酒・喫煙など言語道断です。
妊婦でなくても身体へのリスク大ありですからね。飲みすぎ、吸いすぎはいけません。
特にタバコについては理(良い効果)は微塵もないと思っています。まぁ、お酒は少量であれば、多少は良いと思うのですが・・・何度も言いますが、飲みすぎはNG。
妊娠中の方は、ちょっとなら全然大丈夫のようですが、飲まないで良いならば飲まないほうが吉ですよ。
私も妻もタバコは吸わないので、外出時の副流煙には気を付けました。
また、お酒は双方とも嗜みます。DINKS時代は休日には飲んだくれていたのが良い思い出です。もう遠い昔のような記憶になっております(笑)
サプリメント
妊娠前から日常的にサプリメントを飲んでる方は気を付けましょう。
というか、摂取はやめときましょう。
食事以外から、特定の栄養素を短期に多量に摂取できるサプリは、ちょっと影響がわからないので控えたほうが良いと私は考えています。でも、葉酸サプリは飲んだほうが良いです。厚生労働省も母子手帳でそう言っています。
詳しくはこちら↓を参照してみてください。
薬
こりゃ、まぁ、そうだよね というところですね。
市販薬を服用する際は必ず注意書きを確認してください。アスピリン系(代表的な市販薬はバファリン)は胎児への影響もあるので注意してください。他にもいろいろありますので、確認してください。
億劫かもしれませんが、買うときには薬剤師に相談することをオススメします。
そして、処方薬を医師から処方されるときも妊娠中の旨を必ず伝えてください。これは、自分の体を守るとともに赤ちゃんを守るためにも必ず必要な意識です。
避けたほうが良い薬や慎重になるべき薬は、日本産婦人科学会「妊婦の薬物服用」を参照してみてください。堅いですが、わかりやすいです。
このようなところでしょうか。
すべてにおいて、赤ちゃんに影響することです。十分意識を持っていただいたほうが良いと思います。妻のみならず夫としても気を使いましょう。私は意識だけはしていました。
食事のほかに考慮すべき大事なこと
食べることは生きること。動物は食べ物を摂取しないと生命を維持できません。
その理由の鍵は、熱力学第二法則。
エントロピー(乱雑さ)は増大する方向に進む。
人間ももれなくこの絶対的法則に逆らうことなどできません。宇宙もこの物理法則のもとで動いています。時間とともに生物は乱雑になる=崩れていくのです。
食べ物を摂取=エネルギーを得て、その乱雑さに抵抗しているのです。
これを一番わかりやすく解説しているのは「動的平衡」を唱えるこの著書です。一般の読者にも本当にわかりやすく、かつ面白く書いてあるのでぜひオススメします!
しかも、きっと文系人間でもフムフムと思わせる文章には感服します。この先生は文章うまいなーと思います。
とまぁ、理系なので興奮して書きましたけど、食事は大事ということです。
そして、エネルギーを使い切ったカスは排泄物として、体外に出てきます。実はこれってものすごーく大事です。
だって、体の大きさはそれほど変えられないのに、生きるためには必ずエネルギー=食事を摂取しなければいけないのですもの。
妊娠中にもやっぱりこれは大事なことですね。結構便秘になるらしいので、上記の循環が悪化して、体内環境が良くない方向にいってしまう方もいるようです。
そして妊娠中の体内ケアで良かった一品
何度も言いますが、食事と同じくらい排泄は大事です。そう、同じです!
ケフィアヨーグルトをおすすめします!
私は、妻に対して排泄がどうのとかは言いませんが(笑)、なんとなく感じ取って、ネット上でも評判の良いケフィアヨーグルトを勧めました。
その効果たるや・・・
コレ。意外と効果あります。
普通のプレーンヨーグルトは結婚当初から双方ほぼ毎日食べていました。しかし、妊娠中はホルモンバランスからか便秘がちだったようです。
コレを食べ始めて、実際にはよくわかりませんが(笑)だいぶ良くなったようです。ちなみに、私はより快適になりました。
汚い感じで大変申し訳ないのですが、イメージとしては、なんか、温かいのがじっくり出てくる感じで気持ちいいです。ほんと汚い話で恐縮ですが、コレは生きるためにも、赤ちゃんのためにも大変重要なことです。精神衛生上も有益かと。
このセットには以下のものが含まれています。牛乳に種菌を入れるだけでケフィアヨーグルトが出来上がり。
- スーパーケフィアヨーグルトたね菌×20本
- 発酵ヘルパーくるみちゃん
- くるみちゃんポット&おたま
- チーズクッカー
- フィルター
最後の二つはよくわかりませんでした(笑)
くるみちゃんは付属の専用ポットをくるんで冬でも発酵させることができます。
コレは冬の間に大活躍でした。我が家は1本分の種菌で3日間持ちました。
種菌も20本入っており、1か月半くらいは持ちますので、結構コストパフォーマンスは良いかと思います。
種菌がなくなったら、種菌だけ買い足して他を使いまわせるのはGOODかと。また、ちなみに付属ポットは2つ入っているので交互に使いまわせて、習慣が途切れることがなかったです。A型の私としては、これって意外と大事なポイントです(笑)
食べるときには、はちみつとフルーツ(キウイかバナナがお手軽です)を入れて、食後に食べましょう。
人によりますが、次の日からすぐに効果が出ます。
少なくとも我が家ではそうでした。
はちみつやオリゴ糖は、ヨーグルト内の細菌に良いエサになります。
夫にもおすすめ
妻のみならず、夫にももちろん身体的に良いですよ。コレおすすめです!
何度も申し訳ないですが、食べることとともに排泄も同じくらい大事なことです。なかなか意識しづらいところかと思いますが、同じくらい気を使うべきところです。
十分に腸内環境に気を使ってマタニティライフとマタニティ夫ライフを過ごしてください。腸は第二の心臓なり。
↑使い古したワンセット
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