このブログをはじめてから、家でパソコンに触っている時間が長くなりました。
家のパソコンは2010年くらいに買った15.6インチのLenovoのノートパソコンです。
ノートパソコンとはいえ、もうバッテリーが死んでいるので、電源プラグを抜いてしまうとシュン・・・となってしまいます。
ですので、ベッドで寝転がりながら少し書きたいなとか、場所を変えたいなとかいうような要求には応えてくれません。
持ち主がパソコンに合わせるのです(笑)
ということで、こういった状況を是正すべく、2016年末ということもあり、各店で大売出しとかをやっているのを狙って新しいパソコンを買おうかと画策しました。
ノートパソコンを選ぶための要件
まずは、IT部門勤務らしく(笑)要件を確定していきたいと思います。
まずは現状を分析し、以下のような問題点が見えてきました。
- バッテリーが死んでいる
- 起動時に若干モッサリする
- たまに挙動がおかしくなる
- 寝転がりながら使うなど、状況に応じた使い方ができない
これを是正した上での以下のような要件を決めてみました。
≪機能要件≫
OS | Windows 10 Home |
CPU | なんでも良し |
メモリ | 4GB |
補助記憶装置 | SSDまたはeMMC 32GB以上 |
解像度 | なんでも良し |
≪非機能要件≫
画面サイズ | 11.6インチまたは13.3インチ |
液晶 | 非光沢(ノングレア) |
重さ | 2kg以下 |
バッテリ | 公称5時間以上 |
予算 | 5万円(送料・税込) |
こんな感じです。
機能要件を決めるときに重要と思うこと
個人用のノートパソコンを買うときに重要と思うことは、記憶装置の容量だと思います。
記憶装置とは、つまりは、上記のメモリ(主記憶装置)と補助記憶装置(一般にはハードディスクの名で総称されてしまっている)です。
なぜかというと、パソコンはいろいろな処理をするものですが、主に情報を記憶する役割がもっとも大きいからです。良く例えられるのが、
- メモリは”机の広さ”
- 補助記憶装置は”本棚の大きさ”
といわれます。
つまりは、机が広ければ作業がしやすくスイスイはかどるし、本棚が大きければいろいろな情報を蓄えやすくなります。
しかし、ゲームとか高負荷がかかる処理を必要とする用途の場合は、必ずCPUの性能が必要になってきます。なので、そういった用途を期待している人はCPUの性能を慎重に選ぶようにしましょう。
私の今回の用途はWebサイト更新用のためだけです。
あ、あとはネットサーフィンくらいです。動画もほとんど見ません。
ですので、CPUなどほとんど使わない想定です。
ということで、メモリ、補助記憶装置の調査に注力することにしました。
メモリの容量
メモリは、OSやCPU、用途との兼ね合いがあり、一概にこの場合はこうというようなことはないのですが、私のような用途ならば、2GBでも大丈夫だと思うのですが、WindowsXP時代に使っていたノートパソコンがメモリが小さくてイライラMaxだったことがあり、容量については余裕を持とうと思いました。ということで結局最低限の4GBとしました。
補助記憶装置の容量
補助記憶装置は普通の記憶領域のことです。データを保存する場所。
ですので、大きいに越したことはありません。容量が大きければ値段も高くなります。
また、最近ではSSD(Solid State Drive)やeMMC(Embedded Multi Media Card)という種類が多く出ています。
これは、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスク)に代わるもので、HDDより優位な点があります。
もっとも大きいのは転送速度の差です。
HDDは物理的にプラッタと呼ばれる磁気を帯びた円盤がクルクル回転して磁気情報から読み込み・書き込みを行います。
一方、SSDとeMMCは物理的にそういった構造ではなく、半導体回路として記憶する仕組みなので圧倒的に読み込み・書き込みが早くなります。クルクル回転する時間は人間にとっては短いですが、半導体回路は電気のスピード(光速に近いスピード)なので桁が違います。
もともと起動が遅いのが悩みのタネなので、迷わずSSDかeMMCを選択することとしました。
ちなみに、eMMCは組み込み型マルチメディアカードなのでSDカードみたいなものですので、安いし、消費電力も少ないですが、その分容量の面では少々物足りなくなります。
(※)2019年11月更新
ただ、特に注意しなくてはならない点は、Windows10の更新プログラム(Windows Update)です。
毎月の更新や半期に1回のバカでかい更新があり、その都度、補助記憶装置の容量が駆逐されていきます。その量は1度に数GBとかざらなので、あまりにも補助記憶装置の容量が少ないと更新ができず、エラーでストップします。
更新ができなくても、PCを使い続けることはできますが、セキュリティやバグなどの情報が更新されず、ヤバいので、可能な限り更新することをオススメします。
容量が小さくても、USBメモリとかを使ってWindows Updateを行うことは可能ですが、めんどくさいです。私は面倒なことを毎回やることになってしまいました・・・
ということで、32GBとかだとあっという間に、Windows Updateで食いつぶされてしまうので、これ以上にはしておくことが大事です。
非機能要件を決めるときに重要と思うこと
画面サイズ
今回の場合、最もこだわったのが、「画面サイズ」です。
画面サイズはノートパソコンを選ぶときに一番最初に決めるべきことだと思います。
それを決めるのは用途によります。頻繁に持ち運びするのか、家で据え置いて使うのか、ノマドワーカー的にスタバで颯爽とパチパチ打つのか。いろいろあると思います。でもやっぱり、画面は大きいに越したことはありません。
今現在、15.6インチを使っているのですが、机に置いて使う分には最適です。ですが、ベッドとかで寝転がりながら使うには大きすぎます。なので、これより小さいものは何か。
いろいろ調べてみると、多いのが11.6インチと13.3インチというサイズがありました。
この2つで迷いに迷いました。いったいどちらが良いのだろうと。
フルキーボードは11.6インチが限界でこれより小さいとタイピングがしづらくなる可能性があるので、この2つに絞ります。
液晶
画面はスマホみたいにテカテカした光沢(グレア)タイプと非光沢(ノングレア)タイプがあり好みによります。テカテカしていると、美しいですがやっぱり目は疲れます。なので、ブログ用途というのを考えると、私は非光沢が良いなと思います。
重さ
今どきのノートパソコンはみな軽いので、重さは意識しなくても大丈夫そうです。まぁ1kg台がいいなと思っていました。
価格
まぁ、こればかりはどうしようもありません。
お金持ちなら、悩んでないでサッサと買えよとなるところですよね。残念ながら、我が家にはとてもお金なんてないので、グズグズ迷う事こととなりました(笑)できれば3~4万円台、最大で5万円前後としました。
悩みに悩んで13.3インチ
2週間くらい悩みに悩みました。
結論から言うと、
- メモリ4GB
- eMMC32GB
- 13.3インチ
- ノングレア
- 3万円弱
というのを購入しました。
補助記憶装置は本当はSSDがよかったのですが、値段が圧倒的にこちらのほうが安く、これを上回るメリットが見いだせなかったため、結局これになりました。
最も悩んだのが、画面サイズです。最後の最後まで、11.6か13.3かで。
当然、11.6インチならより軽いし、持ち運びも楽です。13.3インチなら大きすぎないぎりぎりでタイピングしやすいし、目が楽です。
悩む・・・・・・・
しかし、妻のたった一言で一歩を踏み出しました。
「大きいほうが使いやすいよ」
やっぱこれですね。パソコンは道具です。
自分が使いやすいサイズを実際に見て選択する。これが一番大事です。
13.3インチが最良の選択だった
購入品
買ったのは「Acer Aspire 13 ES1-331-N14N/W」です。
これが大正解。
想像以上に軽くてタイピングがしやすいです。15インチだとテンキーがあるので、キーボードの中心が左に寄ってしまいますが、これならバッチリ目の中心にあってとても打ちやすいです。
ちなみに、価格.comの直販で安いなー買おうかなーなんて探していて、お支払い直前まで行ったときに気付くのです。送料が含まれていないことを。
直販は送料が含まれていないことがあるので注意しましょう。
開封の儀
例によって開封の儀を取り行いました(笑)
まずは箱から。
あれ?箱の中に箱
無我夢中でむしっていって、写真撮るの忘れました(笑)いきなりご対面。
バッテリーが想像以上に小型化しています。手のひらサイズです。
なんといっても、操作性と携帯性、コストを考えると最高の選択をしたかなと思っています。Webサイト更新やネット閲覧程度でサクっと点けたり閉じたり、必要な時に必要なだけ。
そんな用途に13.3インチは最適です。オススメします!!
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