Google AdSense合格!サイト開設から約1か月で合格できたポイント

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(※)本記事は2019年11月11日一部更新しました。

 

2016年12月29日、この年の瀬にGoogle AdSenseに合格できました。

 

一足早いお年玉です!

ありがとうGoogle様!!

 

ということで、AdSense合格までにやったことなどポイントを書いていきたいと思います。

 

諸言

言うまでもありませんが、Google AdSenseはGoogleさんが広告を配信してくれる仕組み(サービス)です。

 

ネット上の広告にはクリックしてお金が入ったり、見るだけでお金が入ったりするような仕組みが存在し、AdSenseはその両方があります

特徴は配信先(自分のサイト)が広告を選べないことです。配信元(Google)がその訪問者にあった広告を自動的に配信してくれます。我々にとっては、広告を選ぶ手間も減りますし、広告主側も適切な広告(興味・関心があるもの)を配信してくれるので、訪問者が見てくれる可能性が高くなります。

 

まぁ、ほとんど課金はないに等しいようなのですが、ブログをやるうえでのステータスみたいなものと思います。

 

が、しかし。

 

たかが広告ではありますが、AdSenseは審査が非常に厳しいことで有名です。
Amazonアソシエイトも難しいといわれていますが、私はその比ではないと思います。そこら辺の難易度も今後書いていこうと思います。

 

AdSense利用までの流れ

参加要件を満たしたうえでの、AdSenseの審査は一般に以下のようになっています。

  1. AdSenseアカウントの作成
  2. サイトとAdSenseのリンク
  3. サイトとアカウントの審査
  4. AdSenseへのリンク

とこのようになっています。

 

これについては、AdSenseヘルプにありますので、必ず確認することをオススメします。

 

このうちⅠとⅣは、それぞれ単なる申し込みと広告配置になりますので、問題はⅡとⅢになります。一般に言われている、2段階審査というものはこれをもとに言われています。

 

 

(※)2019年11月更新

2019年11月現在、審査は2段階方式ではなくなっているようです。
しかしながら、2016年当時に1段階になったり2段階になったりしている経緯もあるため、今後また2段階方式になることも十分考えられます

 

AdSense1次審査

第一段階の審査は「サイトとAdSenseのリンク」ということで、ヘルプには以下のように書いてあります(2016年当時)。

場合によっては、お申し込みの直後に追加の審査が行われます。この追加の審査が完了すると、メールで通知されます。この段階で AdSense アカウントにログインし、サイトをリンクすることができます。
次に、サイトをリンクします。AdSense の [ホーム] ページからコードをコピーし、サイトの HTML の <head> タグの直後に貼り付けます。コードの配置先は、ユーザーのアクセスがあるページを選んでください。

場合によっては、申し込みの直後に追加の審査が行われるそうです。

おそらくですが、ここでいう「場合によっては」という文言は「初回申し込み、または前回申し込み済みでこの段階で落選している」場合に審査が行われるということを意味しているのだと考えています。

ということは、1次審査をクリアすれば、2次審査で落ちても次からは2次審査からスタートということになりますね。

 

1次審査はヘルプフォーラムとかでも書いてあるように、機械的な審査だということです。機械的とはGoogleが求める最低限の基準に一定以上満たしているかどうかを確認し、大量の申し込みから、質の低いサイトを一定、即振り落としているのだと思います。

そして、1次審査に合格するとHeadタグの中に、指定されたコードを埋め込みます。

これで2次審査がスタートします。

 

AdSense2次審査

第二段階の審査は「サイトとAdSenseのリンク」ということで、ヘルプには以下のように書いてあります(2016年当時)。

お申し込み時に指定したサイトのページに広告コードが配置されたことが検出されると、審査が自動的に再開され、サイトが Google のポリシーに準拠しているか確認が行われます。お申し込みの審査が完了次第、メールにて結果をお知らせします。通常、このプロセスは 1~2 日で完了します。詳細については、お申し込み審査の所要時間をご覧ください。

この段階でお申し込みが承認されなかった場合は、不承認の理由と、考えられる解決策を記載したメールが送信されます。

 

上記のコードを張り付けてからは実際に人間がサイトを確認して、Googleが求めるポリシーに準拠されているかどうかを確認しているものと思われます。
どういったことを見ているのかは不明確ですが、私は以下のこの2つだけだと思います。

AdSenseコンテンツポリシーに準拠しているか
質の高いコンテンツか

1点目はヘルプにある下記のことはNGなので注意してください。常識的なことではありますが、アルコールの話題がNGなのとかは難しいですね。

  • 違法なコンテンツ
  • 知的財産権の侵害
  • 絶滅危惧種
  • 危険または中傷的なコンテンツ
  • 不正行為を助長する商品やサービス
  • 不適切な表示に関連するコンテンツ
  • 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
  • 露骨な性的描写を含むコンテンツ
  • 国際結婚の斡旋
  • 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
  • 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ

「質の高いコンテンツか」という点は、ユーザー(サイトを見る人)にとって有益な情報となるかということです。

「こんな日にこんなところに行ってこんなに面白かった」というような日記は誰かの役に立つかというとそうでもなく、「こんな日にこんなところに行きました。こんなところはこういうことが良いので、こういう人には最適です。そして、こういう人たちもいてこういうものが面白かった」というように、より具体的に「行ったら良いことありあそうだな~」と思うような記事が必要です。プロジェクトマネージャ試験の論文みたいなものですね。

 

合格までの経緯

AdSenseというものを知ったときに、なんも知らずに速攻申し込み、落ちて、脊髄反射で再申請し・・・ということをやっていました(笑)

 

合格までの時系列

11/19 サイト開設(初投稿)

11/26 AdSense申請(9記事)

11/29 メールが来ないので何気なくAdSenseサイトを見たらコードを貼れとの指示を発見し、指示に従い貼り付ける

12/3 メールが来ないのでAdSenseサイトを見たら最初の審査が通らなかった旨の記載を発見、がっかりする

12/4 再申請(16記事)

12/8 メールが来ないのでAdSenseサイトを見たら最初の審査が通らなかった旨の記載を発見、2回目のがっかりする

12/8 脊髄反射で再申請(18記事)

12/12 メールが来ないのでAdSenseサイトを見たら最初の審査が通らなかった旨の記載を発見、3回目のがっかりする

12/12~いったん冷静になり、AdSenseについて造詣を深める。2週間期間を開けることを決意。コンテンツの充実に努めようと決心。

12/26 4回目の申請(24記事)

12/29 祝!合格!!やった

AdSense合格のイメージ

 

合格時のサイトの基礎情報

投稿数24記事
平均文字数2,310文字
最小文字数293文字
最大文字数5,416文字
画像あり(フリー含む)
アフィリエイトAmazon、楽天
プライバシーポリシーあり
平均PV16PV/日
更新頻度2~3日おき

 

合格まで行なったこと

何回か落ちたあとに、以下のようなことをやってみました。これが直接合格に結びついたという因果関係はないと思いますが、多少の相関はあると思われます。

  • 記事の充実(何かひとつでも自分の考えを入れること)
  • プライバシーポリシーの作成
  • HTMLサイトマップの作成
  • 落ちてから2週間の辛抱
  • サイトスピードの改善
  • サイドバーの改善

このくらいです。

やはり月並みですが、最も重要なのは「記事の充実」だと思います。それはGoogleが求めるユーザーが求める良質のコンテンツにつながるものだからです。

そして、わからないことや不安なことがあればAdSenseヘルプコミュニティをのぞいてみることです。

 

AdSenseで注意すべき事項(2019年11月11日更新)

AdSenseに合格するために注意・確認が必須の事項をまとめまてみました。

 

必読事項

つぎの3つのページは必読事項です。

Google様が我々に教示してくれているので、AdSenseを行うものは必ず読むこととなっています。
非常に勉強になりますので、皆さんもこの3つのページを参考にしてサイト作りをすることを強くオススメします!!

 

記事の充実=品質の向上

上の方でも書きましたが、「記事の充実」がAdSenseでは最重要事項になります。

「記事の充実」とは、その数もさることながら、記事の内容の品質を問われます。あまりにも品質が悪いとGoogleBotからそっぽを向かれ、Google検索結果の中から村八分にされてしまいます。Google検索から村八分にされるということは、つまりは、そのWebサイトはこの世に存在しないということです。
インターネットの世界では、Google様はそういう存在なのです。

 

とどのつまり、大事なことは、記事の充実=品質の向上に心血を注ぐ!ということです。

 

なお、Googleでは以下の事項は品質に影響するとしています。

  • コンテンツの自動生成
  • 不正なリダイレクト
  • リンク プログラム
  • クローキング
  • 隠しテキストと隠しリンク
  • 誘導ページ
  • 無断複製されたコンテンツ
  • アフィリエイト プログラム
  • キーワードの乱用
  • 悪意のある動作を伴うページの作成
  • ユーザー生成スパムに関するガイドライン
  • コメントスパムを防止する方法
  • スパム、有料リンク、マルウェアを報告する

これを見てすぐわかるのは、悪いサイトは世の中から消します。というGoogleの強い意志を感じますね。

この中に該当するような記事は書いてはいけません。注意しましょう。

 

アフィリエイトプログラム

上記一覧の中で、気になる事項がひとつあります。

 

それは「アフィリエイトプログラム」です。
アフィリエイトは商品をサイト内で紹介して、紹介料をいただくプログラムで、もはや一般的なことです。

それをGoogleは注意を促しています。

少し引用させていただき、内容を解釈してみましょう。

アフィリエイト ネットワークのコンテンツを中心に扱っているサイトは、他のサイトのコンテンツと差別化できる程度に十分な独自性のあるコンテンツを持たないため、Google 検索結果でのランキングが低くなることがあります。付加価値とは、価格、購入場所、商品のカテゴリに関する追加情報など、意味あるコンテンツや機能のことです。

Google では、アフィリエイトのためだけのウェブサイトや「内容の薄い」アフィリエイト サイトはウェブユーザーに付加価値を提供していないと考えています。

アフィリエイト プログラムに参加しているサイトが必ずしもすべて内容の薄いアフィリエイト サイトというわけではありません。たとえば、質の高いアフィリエイトは独自の商品レビュー、評価、商品やカテゴリのナビゲーション、商品比較などを提供することで付加価値を加えています。アフィリエイト プログラムに参加する場合、サイトを目立たせて他のサイトと差別化を図るのに役立つ方法がたくさんあります。

これらを見ると、アフィリエイトのためだけの刺々しいサイトは論外だということですね。
Google様は「内容が薄い」と一刀両断しています(笑)

 

そして、アフィリエイトを扱うサイトすべてが悪いと言っているのではなく、閲覧者に対して付加価値を提供するサイトは評価してくれるようです。

つまりは、自分の経験や考え、根拠、周りの状況等々オリジナリティを出すということが重要ですね。

 

プライバシーポリシーの必要性

AdSenseのプログラムポリシーの必須コンテンツには、プライバシーポリシーについて以下のような記載があります。

プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。(以下略)

Googleは、「必須コンテンツ」として、プライバシーポリシーは必ず作れといっていますね。
AdSenseに合格するには必須コンテンツとされている事項は必須なのでしょう。

 

⇒プライバシーポリシーの作成については『テンプレ利用可。プライバシーポリシーの書き方』をご参照ください。

テンプレ利用可。プライバシーポリシーの書き方
今回はプライバシーポリシーについて書いていきたいと思います。 そもそもプライバシーポリシーとは そもそもプライバシーポリシーとは何でしょう。 日本広報協会の広報Q&Aには以下のように説明されています。 「...

 

気になったこと

ネット上の情報

ネット上の情報は有用なものもあればそうでないものもあります。情報の鮮度もあります。

AdSenseの情報に関していえば、2016年秋頃から審査が厳しくなった(審査方式が変わった)とのことで、それより以前の情報はあまり役に立ちませんでした。
Googleという会社は、常に色々な変化を志向するのでやむを得ないことですが・・・

「画像はないほうが良い」とか「5記事で受かった」とか「アフィリエイトは入れない」とかいろんなことが言われていますが、上記のとおり私は画像も貼っていたしアフィリエイトも貼っていました。18記事でも落ちました。

これからも言えることは、記事の質が重要なのだということだと思います。画像だって、ないとイメージしづらかったり、味気なかったりしますものね。

 

Googleの審査結果回答システム

最後に気になったことですが、3回の申請でメールが全く来ませんでした

ある日、AdSenseのサイトをみたら、「承認が通りませんでした。メールに書いてあることを改善してください」的なことが書いてありました。
しかし、改善したくてもメールが来ないので、何が悪かったのかさっぱりわからず、ほぼ手探り状態でした。AdSenseについて毎日のように検索しまくっていたので、いろんなサイトのAdSenseにAdSenseの広告が出てくるというわけのわからない有り様でした(笑)

たくさんの申請があり、2次審査は人間かもしくはAIが行っているものと思われますが、最終的な決裁は人間が行っているので、落ちた人へのメールは忘れてしまったりもするのでしょう。でも・・・メールがないと何を直せばよいのかはっきりしないし、とても不安でした。

ネット上にもメールが来ないという報告もたくさんありましたので、自分だけが何かおかしいわけではないというのがわかりましたが、headタグのつけ方がおかしいのかも・・・とかも悩みましたが、とりあえず大丈夫そうでしたが。

そういう、邪心を振り払いながら、無心に記事の充実をしていくことをオススメします。

 

 

以上となります。この記事がGoogle AdSenseを目指す皆様の参考になればと思いまして、衝動的に書きました。多少うれしさもありますが(笑)

 

今年の11月後半に始めたブログも1か月が過ぎました。来年も継続できるよう努力していきたいと思います。

それでは、良いお年をお迎えくださいませ。

2016年のイメージ

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